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補助金コラム

GビズIDプライムの取得方法|日数・代表者以外の扱い・ログインできない時の対処

公開日:2026年10月26日 更新日:2026年10月26日

GビズIDプライムは、マイナンバーカードとスマートフォンを使うオンライン申請なら最短即日、印鑑証明書と申請書を郵送する書類申請なら書類の到着から最大1か月で取得できます。申請できるのは法人の代表者と個人事業主本人で、従業員は代表者のプライムから作る「GビズIDメンバー」を使います。この記事では、GビズIDの公式マニュアルとよくある質問に書かれている手順だけをもとに、2つの申請方式の違い、必要なもの、代表者以外の扱い、ログインできないときの対処をまとめます。

この記事でわかること

  1. GビズIDプライムとエントリー・メンバーの違い
  2. オンライン申請と書類郵送の手順と必要なもの
  3. GビズIDプライムの取得日数
  4. 個人事業主が申請するときの注意
  5. 代表者以外の従業員が使う方法(メンバーと委任)
  6. GビズIDにログインできないときの対処
  7. 有効期限2年3か月と更新手続き

GビズIDプライムとは(エントリー・メンバーとの違い)

GビズIDは、デジタル庁が運営する事業者向けの共通認証サービスです。1つのアカウントで複数の行政サービスにログインでき、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の交付申請では、公募要領で「GビズIDプライム」のアカウントが要件とされています。GビズIDには3つの種類があり、補助金の申請に使えるのは審査を受けて発行されるプライムです。審査なしで即日作れるエントリーでは申請できません。プライムを取ればエントリーは不要で、両方を同時に持つこともできません。利用料はかかりませんが、公募要領には「将来にわたって無料であることを約束するものではない」とも書かれています。

種類 対象 発行方法 発行までの期間
GビズIDエントリー 事業をしている人 審査なしでオンライン発行 即日
GビズIDプライム 法人代表者、個人事業主 マイナンバーカードによるオンライン審査、または印鑑証明書と申請書の郵送審査 オンラインは最短即日、書類郵送は最大1か月
GビズIDメンバー プライムを持つ組織の従業員 プライムか管理者権限を持つメンバーが申請し、利用者が承諾 審査なし

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プライムとメンバーには、2026年7月から有効期限(発行日から2年3か月)が設けられています。エントリーには期限がありません。

GビズIDプライムの取得方法(オンライン申請と書類郵送)

GビズIDプライムの取得方法は、マイナンバーカードを使うオンライン申請と、印鑑証明書を郵送する書類申請の2つです。どちらもGビズIDのトップページ(https://gbiz-id.go.jp/)の「GビズIDアカウントの作成をはじめる」から始め、事前チェックの質問に答えると申請方式が案内されます。オンライン申請には、署名用電子証明書が入った有効なマイナンバーカードと、カードを読み取れるスマートフォンにGビズIDアプリを入れておくことが必要です。顔認証のみのカード、署名用電子証明書が切れたカード、スマートフォンに搭載したカードは使えません。カードがない場合や暗証番号を忘れた場合は、書類郵送を選びます。

必要なもの オンライン申請 書類郵送
メールアドレス(アカウントIDになる) 必要 必要
パソコンなどの操作端末 必要 必要
SMSを受け取れる電話番号 必要 必要(060で始まる番号は登録不可)
マイナンバーカード 必要(署名用電子証明書の暗証番号6〜16桁と券面事項入力補助用の暗証番号4桁も) 不要
カードを読み取れるスマートフォンとGビズIDアプリ 必要 不要(アプリ認証の設定には使う)
印鑑証明書(個人事業主は印鑑登録証明書) 不要 発行から3か月以内の原本。コピー不可
プリンター 不要 申請書の印刷に必要

オンライン申請の手順

  1. スマートフォンにGビズIDアプリを入れる
  2. パソコンでGビズIDのトップページを開き「GビズIDアカウントの作成をはじめる」から「プライムアカウントを申請する」を選ぶ
  3. 事前チェックで「法人代表者」または「個人事業主」を選び、マイナンバーカードと暗証番号の有無に答える
  4. アカウントIDにするメールアドレスを入力し、届いたワンタイムパスワード(30分以内)を入れる
  5. 法人番号を入れて「法人情報取得」を押し、連絡先住所、SMS受信用電話番号、ログインパスワードを入力する
  6. 画面のQRコード(有効期限10分)をアプリで読み取り、マイナンバーカードを読み込ませる
  7. 審査結果が画面に出る。審査完了ならアプリ認証を設定し、SMSのワンタイムパスワードを入れて完了

書類郵送の手順

  1. 事前チェックで「書類申請へ進む」を選び、メールアドレスを登録する
  2. 事業者情報(法人番号、法人名、所在地、代表者氏名、代表者生年月日)とアカウント利用者情報を入力する
  3. 申請書をダウンロードして印刷し、作成日を手書きして、印鑑証明書の代表者印(個人事業主は実印)を押す
  4. 申請書と印鑑証明書の原本を「〒530-8532 GビズID運用センター宛」に日本郵便で送る(宅配便は使えない)
  5. 審査完了のメールが届いたら、記載のURLからSMSのワンタイムパスワードを入力してプライムに切り替える
ご注意所在地、代表者名、代表者生年月日が印鑑証明書の記載と違うと、書類不備として審査に通りません。手書きで直した申請書は無効で、送った書類は審査結果にかかわらず返送されません。旧字体や異体字(髙など)は登録できないことがあるため、公式の代替漢字一覧で置き換えます。

GビズIDプライムの取得日数(審査期間)

GビズIDプライムの取得日数は、申請方式でまったく変わります。GビズIDのよくある質問では、オンライン申請は最短即日、通常は数日、書類郵送は書類の到着後に不備がなければ最大1か月とされています。2026年7月9日の変更で、法人代表者と個人事業主のオンライン審査は24時間365日すぐに行われるようになった一方、書類申請の審査期間は従来の最大2週間から最大1か月に延びました。デジタル化・AI導入補助金の公募要領には「発行までの期間はおおむね2週間」とありますが、書類郵送を選ぶなら1か月と見ておくのが安全です。2026年度の7次締切は12月1日(火)17:00なので、10月末の時点で書類郵送を選ぶと、審査の混み具合によっては間に合わない計算になります。

審査の進み具合を確かめる方法
申請を入れた時点で、確認用のエントリーアカウントが作られます。登録したメールアドレスとパスワードでマイページにログインし「GビズIDプライム審査状況」を開くと、審査の状況や必要な手続きが表示されます。ログインせずに状況を見る、審査メールを再送する、といった操作は「アカウントセルフ解決サービス」でも行えます。

個人事業主のGビズIDプライム

個人事業主もGビズIDプライムを取得でき、デジタル化・AI導入補助金に申請するには個人事業主本人のプライムが必要です。オンライン申請は法人と同じ流れで、事前チェックで「個人事業主」を選び、登記情報の入力はありません。書類郵送の場合は、市区町村が発行した印鑑登録証明書(発行から3か月以内の原本)と、実印を押した申請書を送ります。入力では屋号と事業所所在地を求められ、所在地には印鑑登録証明書に書かれた住所を入れます。店舗や工場が自宅と別の場所にあるときは、連絡先住所の欄に書きます。事業所所在地、代表者名、生年月日が印鑑登録証明書と違うと不備になる点は法人と同じです。

個人事業主のアカウントには、法人の「代表者変更」にあたる引き継ぎ(承継)の仕組みがありません。事業を家族に譲るときは、新しい事業主の名義であらためて取得します。補助金の申請書類全体は個人事業主の申請条件の記事にまとめています。

GビズIDは代表者以外でも使える?(メンバーと委任)

GビズIDプライムを作れるのは、法人番号を持つ企業の代表者と個人事業主本人です。代表者以外の従業員や事務担当はプライムを作れず、代表者のプライムから発行する「GビズIDメンバー」を使います。メンバーは書類審査なしで作れ、現時点では人数の上限がなく、管理者権限は組織ごとに10名まで付けられます。ただし、デジタル化・AI導入補助金の公募要領では交付申請にプライムのアカウントが必要とされ、取得時のメールアドレスとSMS受信用の電話番号は「法人代表者ご自身」のものと書かれています。メンバーで補助金を申請できるとは書かれていないため、申請は代表者のプライムで行う前提で準備します。

書類郵送の申請画面には、代表者の情報とは別に「アカウント利用者情報」の欄と、事務局からの連絡先を変えたいときの「連絡先担当者情報」欄があります。入力作業は担当者が手伝えますが、申請書に押すのは代表者印で、審査は代表者を確認するものです。社外の人に頼む場合は、委任機能(委任する側と受ける側の双方がプライムを持つ)を使います。補助金の申請マイページのIDとパスワードは、公募要領でIT導入支援事業者を含む第三者に渡さないよう定められています。

GビズIDにログインできないときの対処

GビズIDにログインできない原因は、パスワード、二要素認証、端末、有効期限の4つに分かれます。パスワードは連続10回間違えるとロックされ、ログイン画面の「パスワードを忘れた方はこちら」から再設定します。2025年12月16日から、行政サービスへのログインではSMS認証が使えなくなり、GビズIDアプリの認証か、2025年12月17日に始まったメールワンタイムパスワード(使えるかは行政サービスごとに異なる)を使います。アプリ認証は2026年3月から、プッシュ通知に代わって4桁の認証コードを入力する方式になりました。コードは表示から5分以内に入れます。

症状 対処(GビズID公式の案内)
パスワードを忘れた・ロックされた ログイン画面の「パスワードを忘れた方はこちら」から再設定
機種変更でアプリ認証が使えない 変更前にマイページでアプリ認証を解除する。解除し忘れたら「アカウントセルフ解決サービス」で解除し、SMS認証でマイページに入って再設定
スマートフォンを解約・紛失した SMSを受け取れる端末とマイナンバーカードで「アカウント復旧」(プライムのみ)
アカウントID(メールアドレス)を忘れた アカウントセルフ解決サービスの「登録済みのアカウントの確認」や「アカウント復旧」
Androidでアプリが更新できない 2026年9月30日の案内で動作環境がAndroid 11以上に変更。iPhone版は引き続き利用可
有効期限が切れた 行政サービスにログインできなくなるが、マイページから更新できる。情報は消えない

解決しないときは、GビズIDヘルプデスク(0570-023-797、9:00〜17:00、土日祝日と年末年始を除く)に問い合わせます。補助金の締切が近いときほど電話がつながりにくくなるため、アカウントの状態は早めに確かめておきます。

GビズIDプライムの有効期限(2年3か月)と更新

GビズIDプライムの有効期限は、2026年7月の導入後に発行されたアカウントで発行日から2年3か月です。導入前からあるアカウントは、導入日から2年3か月(おおむね2028年10月ごろ)まで有効とされています。自動更新はなく、マイページから代表者本人の確認を受けて更新します。原則はマイナンバーカードを使うオンライン申請で、本人確認を伴うため最大1か月ほどかかることがあります。期限の3か月前、1か月前、2週間前と期限後にメールで知らせが届き、更新後の期間は更新完了の通知日から2年3か月です。残りの期間は加算されません。期限が切れるとログインのほか、メンバーの作成や委任の申請もできなくなり、紐づくメンバーも同じ制限を受けます。補助金は交付決定後の実績報告や効果報告にもGビズIDを使うため、期限と担当者の連絡先を社内の台帳に書いておくと安心です。

代表者が交代したときは、新しい代表者の名義でプライムを作り直し、同じ法人番号のメンバーや委任の情報を引き継ぎます。引き継ぎは取り消せず、行政サービスの利用履歴は移りません。

よくある質問

Q. GビズIDプライムは何日で取れますか?
A. オンライン申請は最短即日、通常は数日です。書類郵送は書類の到着後、不備がなければ最大1か月かかります。補助金の公募要領では発行までおおむね2週間とされていますが、書類郵送なら1か月を見込んでください。
Q. 代表者以外の担当者がGビズIDプライムを作れますか?
A. 作れません。プライムの対象は法人代表者と個人事業主本人です。従業員は代表者のプライムから発行するGビズIDメンバーを使います。デジタル化・AI導入補助金の交付申請はプライムで行います。
Q. マイナンバーカードがなくても取得できますか?
A. 書類郵送なら取得できます。印鑑証明書(個人事業主は印鑑登録証明書)の原本と、代表者印を押した申請書を郵送します。SMSを受け取れる携帯電話は必要です。
Q. エントリーを持っていますが、プライムに変えられますか?
A. 変えられます。マイページにログインし「GビズIDプライムへの変更」から、オンラインか書類郵送で変更申請します。
Q. GビズIDにログインできなくなりました。どうすればよいですか?
A. パスワードは「パスワードを忘れた方はこちら」から再設定します。機種変更でアプリ認証が使えないときはアカウントセルフ解決サービスで解除し、スマートフォンを紛失したときはマイナンバーカードでアカウント復旧を行います。有効期限切れならマイページから更新します。
Q. GビズIDの取得に費用はかかりますか?
A. GビズIDの利用料はかかりません。書類郵送の場合は、印鑑証明書の発行手数料と郵送料が自己負担です。
Q. GビズIDを取ったら、補助金で自動車整備システムも導入できますか?
A. GビズIDプライムとSECURITY ACTIONの宣言がそろえば、事務局に登録された自動車整備ソフトや車両販売システムを、IT導入支援事業者と一緒に申請できます。整備システムを比較するときは、補助の対象に登録されているか、リースなしで導入できるかも確認しておくと、見積の比較がしやすくなります。

まとめ

  • GビズIDプライムの取得方法は、マイナンバーカードを使うオンライン申請(最短即日)と書類郵送(最大1か月)の2つ。
  • 申請できるのは法人代表者と個人事業主本人。従業員はGビズIDメンバーを使い、補助金の申請はプライムで行う。
  • 書類郵送は、所在地、代表者名、生年月日を印鑑証明書のとおりに入力する。郵送先は「〒530-8532 GビズID運用センター宛」。
  • ログインできないときは、パスワード再設定、アプリ認証の解除、アカウント復旧、有効期限の更新のどれに当たるかを切り分ける。
  • 有効期限は2年3か月で自動更新なし。期限が切れると行政サービスにログインできない。

GビズIDのあとに続くSECURITY ACTIONの宣言はSECURITY ACTIONの宣言方法、申請前の準備の順番は申請前の準備の総まとめ、締切は6次・7次の締切の記事、制度全体はデジタル化・AI導入補助金2026の解説をご覧ください。日本カーネットはIT導入支援事業者として、GビズIDの取得段階からご相談を承っています。

出典

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