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補助金コラム

スキャンツール補助金の受付終了と予算消化率|令和9年度(2027年)はいつから?

公開日:2026年10月26日 更新日:2026年10月26日

スキャンツール補助金(令和8年度)は、予算が上限に達したため2026年10月22日に受付終了となりました。事務局サイトの予算消化率は100%(データ取得日 2026年10月25日23:59)です。次の募集については、国土交通省が令和9年度(2027年度)の概算要求に649百万円を計上していますが、受付がいつから始まるかは2026年10月26日時点で決まっていません。この記事では、令和8年度の予算消化の経過、令和5年度以降の受付期間と終了時期、令和9年度の予算要求の中身を、国土交通省と事務局の一次情報で確かめた範囲でまとめます。

この記事でわかること

  1. スキャンツール補助金の受付終了と予算消化率(令和8年度)
  2. 受付終了の後に申請した分の取扱い
  3. 過去の年度の受付期間と終了時期
  4. 令和9年度(2027年度)の予算要求の中身
  5. 次のスキャンツール補助金はいつからか
  6. 次の募集に向けた準備

スキャンツール補助金の受付終了と予算消化率

令和8年度のスキャンツール補助金は、2026年8月7日10:00に受付を始め、2026年10月22日に受付を終了しました。事務局は新着情報で、補助金交付申請額が予算上限(100%)に達したため、案内していた受付期間(2027年1月29日17:00まで)の終了前に締め切ったと告知しています。予算消化率は事務局サイトのトップページで公表され、通常は毎週月曜14時に更新されます。申請が集中した時期は日次更新に切り替わり、令和8年度は受付初日の8月7日に「想定をはるかに上回る申請」として15時5分時点の消化率を臨時に掲載し、3日後の8月10日から日次更新になりました。消化率は8月17日に75%、8月19日に85%、8月20日に90%と進み、受付開始から2週間足らずで9割に達しています。公募要領では、90%を超えると表示を受付終了間近に切り替え、予算額を超えた時点でTOPPANの判断により締め切ると定めていました。90%に達した8月20日からは通常の毎週月曜更新に戻り、10月22日に100%に達して受付終了となりました。

受付終了の後に申請した分の取扱い

受付終了の前後に出した申請は、採択されない場合があります。事務局の「申請受付終了時の取扱いについて」では、予算額を超えるおそれがある場合は優先採択の要件を満たす事業者を先に採択し、その他の事業者の申請を不受理(棄却)とすることがあると定めています。予算上限(100%)に達した後に申請システムで受け付けた申請も、優先採択の事業者が先です。優先採択の要件は一級自動車整備士の在籍で、法人は合格証書などの証明と現在事項全部証明書の写し、個人は合格証書などの証明と住民票の写しか運転免許証の写しを出します。公募要領によれば、不受理になった場合に要した経費は申請者の全額自己負担です。申請システムで受け付けたのに不受理となる場合は、事務局から連絡があります。

ご注意スキャンツール補助金は、買って支払いを終えてから申請する仕組みです。受付終了後に機器を買っても、令和8年度の補助は受けられません。次の年度の対象期間(いつ以降の購入が対象か)は、その年度の公募要領が出るまで分かりません。

スキャンツール補助金の過去の受付期間と終了時期

スキャンツールの導入補助は、令和5年度から毎年度、形を変えて続いています。国土交通省の報道発表で確かめられた受付期間は次のとおりです。令和5年度は2次公募が2024年1月31日に終了し、令和6年度補正予算分と令和7年度当初予算分は、2025年12月18日の発表で受付期間が2026年2月13日まで延長されました。令和6年度補正予算分は、2025年8月8日時点の予算消化率が23.7%で、国土交通省が業界団体に周知の協力を依頼していたほどでした。上限15万円の時期は予算に余裕があり、上限が30万円に上がった令和8年度は約2か月半、米国車対応の補助率1/2だった令和7年度補正予算分は受付初日に終わっています。

年度(予算) 受付期間(発表時) 終了の状況 補助率・上限(機器)
令和5年度 1次 2023年9月19日〜10月2日、10月2日〜10月13日(2事業) 超過時は公開抽選の方式 1/3以内・15万円
令和5年度 2次 2023年11月13日〜(先着順) 2024年1月31日に公募終了 1/3以内・15万円
令和6年度補正 2025年3月31日〜2026年1月30日 2026年2月13日まで延長 1/3・15万円
令和7年度 2025年11月25日〜2026年1月30日 2026年2月13日まで延長 1/3・15万円
令和7年度補正(米国車対応) 2026年5月29日〜6月30日 受付初日に終了 1/2・50万円
令和8年度 2026年8月7日〜2027年1月29日 2026年10月22日に終了 1/3(検査専用1/4)・30万円

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令和6年度の当初予算によるスキャンツール補助は、今回確かめた国土交通省の資料では見つけられませんでした。令和5年度の1次は、電子制御装置の認証を受けている事業場向けと、認証を申請する事業場向けの2つの事業に分かれていました。

令和9年度(2027年度)のスキャンツール補助金の予算要求

令和9年度のスキャンツール補助金の手がかりは、国土交通省が2026年8月に公表した物流・自動車局関係の令和9年度予算概算要求概要です。自動車安全特別会計(自動車事故対策勘定)の「先進安全自動車の整備環境の確保事業」に649百万円が要求され、令和8年度予算額392百万円の1.65倍です。目的は、適切な点検整備で自動車の不具合を防ぎ事故防止を図るため、整備事業者が点検整備を確実に行える環境づくりを支援することとされています。内容は、補助率が購入価格の1/3または1/4(1/4は機能が限定される一部のスキャンツール)、上限が1事業場あたり最大30万円のスキャンツール等の導入支援と、スキャンツール普及促進のための実態調査です。実態調査では、自動車の高度化に対応した機能や汎用性、整備事業規模別の使用実態を含めて課題と更新状況を調べるとされています。

項目 令和9年度 概算要求 令和8年度
事業費 649百万円(要求額) 392百万円(予算額)
補助率 1/3または1/4 1/3(検査専用1/4)
上限 1事業場あたり最大30万円 機器30万円+研修2万円
そのほか スキャンツール普及促進のための実態調査 補助事業者の募集要領で採択予定 約3,440件

概算要求は各省が財務省に出す予算の要望で、ここに書かれた金額や補助率がそのまま決まるとは限りません。研修費の扱いも、概算要求概要には書かれていません。

次のスキャンツール補助金はいつから

次のスキャンツール補助金がいつから始まるかは、2026年10月26日時点で国土交通省からも事務局からも発表されていません。令和8年度の予算を使い切った後の受付再開や2次募集の告知もありません。過去の例では、当初予算分の受付開始は令和7年度が2025年11月25日、令和8年度が2026年8月7日と、年によって3か月以上ずれています。令和6年度補正予算分は2025年3月31日、令和7年度補正予算分は2026年5月29日に始まっており、補正予算で前倒しの募集が行われた年もありました。令和8年度の補正予算でスキャンツール補助が組まれるかどうかは、確かめた範囲では公表されていません。予想で日付を決めず、国土交通省の報道発表と事務局サイトの新着情報を定期的に確かめるのが確実です。

次の募集に向けた準備

令和8年度は受付開始から2週間で9割が埋まったため、次の募集でも初動の速さが結果を分ける可能性があります。準備できることは、公募要領が出る前でも進められます。

  1. 認証書の写しを用意します。認証書を出せない場合は、整備士手帳か合格証書の写しと、法人は現在事項全部証明書、個人は住民票の写しか運転免許証の写しを準備します。
  2. 一級自動車整備士が在籍していれば、合格証書などの写しを用意します。令和8年度は優先採択に使う書類でした。
  3. 販売店と相談し、候補機種が補助対象機器一覧に載っているか、兼用か検査専用かを確かめます。
  4. 申請に使うPCと、振込先口座(法人は自社名義、個人事業主は本人名義)を確かめます。
  5. 国土交通省の報道発表と事務局サイトの新着情報を、月に1回は見るようにします。

令和8年度の書類と申請の流れはスキャンツール補助金の対象機種と申請方法に、制度の中身はスキャンツール補助金2026の記事にまとめています。スキャンツール以外の整備機器なら、省力化投資補助金のカタログ注文型に自動車整備のカテゴリがあります。

ご注意本記事の日付と金額は、2026年10月26日時点で確かめた国土交通省と事務局の公表資料によります。次年度の制度は公募要領で変わることがあります。日本カーネットはIT導入支援事業者として、整備システムの導入とデジタル化・AI導入補助金の申請のご相談を承っています。

よくある質問

Q. スキャンツール補助金はいつ受付終了しましたか?
A. 令和8年度分は2026年10月22日に受付を終了しました。補助金の申請額が予算上限(100%)に達したためで、当初の締切だった2027年1月29日より前の終了です。
Q. スキャンツール補助金の予算消化率はどこで見られますか?
A. 事務局サイト(hogo-zoushin.jp/r8/)のトップページの「申請受付状況」です。通常は毎週月曜14時更新で、申請が集中した時期は日次更新になりました。
Q. スキャンツール補助金は2027年もありますか?
A. 国土交通省は令和9年度(2027年度)の概算要求に649百万円を計上しています。予算の成立と公募要領の公表を経て決まるため、2026年10月26日時点では確定していません。
Q. 令和9年度のスキャンツール補助金はいつから申請できますか?
A. 発表はまだありません。過去の当初予算分は令和7年度が11月25日、令和8年度が8月7日に受付を始めており、時期は年度ごとに違います。
Q. 受付終了の後に申請した分はどうなりますか?
A. 予算を超えた分は不受理になる場合があり、一級自動車整備士の在籍を証明した事業者が優先されます。不受理の場合、購入費は全額自己負担になります。
Q. 次の募集を待つ間に、整備システムだけ先に入れ替えられますか?
A. 自動車整備システムや自動車整備ソフトは、スキャンツール補助金とは別のデジタル化・AI導入補助金の対象になり得ます。2026年度の7次締切は12月1日と公表されています。整備システムを比較するときは、補助後の負担に加え、整備システム リースなしで契約できるかも確かめると選びやすくなります。

まとめ

  • 令和8年度のスキャンツール補助金は2026年10月22日に受付を終了し、予算消化率は100%(2026年10月25日23:59時点)です。
  • 受付開始から2週間足らずの8月20日に90%へ達していました。終了前後の申請は不受理になる可能性があります。
  • 上限15万円の時期は受付が延長され、上限30万円の令和8年度と補助率1/2の令和7年度補正は早く締め切られました。
  • 令和9年度の概算要求は649百万円(令和8年度予算392百万円の1.65倍)で、補助率1/3または1/4、上限30万円とされています。
  • 次の受付開始日はまだ発表されていないため、報道発表と事務局サイトを定期的に確かめてください。

補助金の全体像は整備工場が使える補助金まとめとデジタル化・AI導入補助金2026とはをご覧ください。

出典

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